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2020.03.26 Thursday

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2012.01.28 Saturday

アトリエ。 

 近頃、アトリエにこもっている時間が長く

そこで時々出会うのがこちらのワン子さん


ころんとしていて、かわいいです。
とてもふらふらと歩くこのパグさん、大人しく、どこからか迷い込んでしまった
のかと思ったけど、ちゃんとここのアトリエを使っているアーティストさんの犬である事がわかりました。

顔の辺りの毛も随分白くなってるしお年なんだろうと予想はしていたけど、
もう16歳で眼も見えない耳も聞こえない犬だとのこと


なかなか良いただずまいです。
今日もふらふらと歩いているかなあ。




2012.01.26 Thursday

London Art Fair 行ってきました。

1月18日〜22日の5日間
 
Angel駅から歩いて5分程度の所にあるビジネスセンターにて開催されておりました。
私がロンドンに来てから、かれこれfairは5つぐらい行っている様に思います。
ホントにたくさん開催されています。
今回は美大で知り合った友人を誘って行きましたが…


「広すぎて、作品がたくさんありすぎて疲れた」とぐったりしており…
ちょっと失敗。確かにfairというのは基本的に各ギャラリーがブースに展示をしていて
売る為のイベントなので、「空間が素敵」とかそういうものではないですから…

ここの写真で見えているのはホンの一部分でまだこの脇の方から会場が広がっていて
たくさんのギャラリーが展示していました。

キャプションに赤シールたくさん。
売れています。剥製の作品はいつでも人気があります。

たくさんのギャラリーが出展しているので、ギャラリーによってはキャプションが曲がった状態で壁に貼付けられていたり、紙がはがれかかっていたり、と時々ビックリする事があります。

年初めに開催されるこのフェアはその年の運気がかかっているらしく
フェア終了後来場者数などが発表されるのですが、2万5千人程度で記録的に良かったとの事、これできっと今年のart fair はきっと盛況となるでしょうとのことでした。
景気は悪くてもまだまだ大丈夫か?アート。

2012.01.12 Thursday

誕生日に!

 なってしまいました。
こうしてまたひとつ歳をとる。
中学生くらいの時にきっと30歳なんてあっという間に来るに違いないと思っていた。
中学生だった私のその予想はあたっていて、あっというまにやってきた。
そしてそれを今日1歳越えた。
さてこの先40、50、60、70、80?については中学生だった私はその歳に自分がなる事すら想像できなかった。

近頃英語のオーディオブックで村上春樹のwhat I talk about when I talk about running
(走る時について語る時僕の語ること)を聞いていて、おじさんの筋肉の話にうんざりしながらそれでも何となく聞いてしまっているんだけど、「自分が50歳になるなんて思いもしなかった」との一節がやっぱりあった。

でも私は20代になってからか、いや美術とかやる様になってからか、50、60、死ぬまでの事を少し想像する様になった気がする。
ばあさんになっても何か作っていたい。しわしわの手で、金槌でも、はさみでも、鉛筆でも、上手く動かなくなった手で必死に出来たら良い。

ん?なんて書いて、リアルに考えるとやっぱりつらい
そんな事を今考えてはいけないような気がしてきた…まるですでに暇人の様?

という事で、今はよく働いてくれる身体が幸運な事にあるわけですから、今はそれにむち打って、鍛えて、年齢の事など気にする間もなく歳をとれればよい。

1
部屋からの朝焼け、綺麗だった。
朝8時です。冬のロンドンの朝は暗い。


2012.01.10 Tuesday

Hayward Gallery

ロンドンの中心を流れるテムズ川沿いにはたくさんの観光施設、美術館等があるのですが
その中の一つにHayward Gallery(ヘイワードギャラリー)があります。

現代美術を専門にしたギャラリーで、ギャラリーといってもとても大きく美術館のような広さがあります。ちなみにギャラリー[gallery]と美術館[art museum]との違い、念のために、galleryは展示空間(展示室)を意味するもので、基本的には収蔵品が無い(常設展示)がない施設の事で、museumとはモノを収蔵(収集)し、研究し、それらを展示する[常設展示]や、収蔵品に関わらず企画したテーマに沿って作品を展示する[企画展示]等をする複合的な施設の事を指します。museumの中の展示室に名前がついていて「〜gallery」と表示されていることろもあります。
そして、以前も何度か訪れているギャラリーなのですが、いつも良い。クオリティーの高い展示をしています。
http://ticketing.southbankcentre.co.uk/find/hayward-gallery-and-visual-arts/hayward-gallery-exhibitions

今回はピピロッティ・リストとジョージ・コンドーというアーティストの作品が展示されていました。ピピロッティ・リストを目当てに(といっても実はあまり期待していなかったのですが…)行ったのですが、とても良かった!そしてついでに見た感じのジョージ・コンドー(このアーティストの事は全く知らなかった)も良くて、久しぶりに現代アートまだまだい面白い!と思わせてくれました。
二人の作品はとても傾向が違っていたので、出来れば違う日に見たいぐらいでしたが。ともかく楽しめた。

ピピロッティ・リストと言えば東京都現代美術館の常設展に作品が収蔵されていて、日本でも何度か作品を見ていましたが、あまりピンと来なかった。なんかはやっている感じのカラフルで綺麗なんだけど、ちょっとエロティックだったりグロテスクだったり、な作品を作る映像作家。とおもっていたけれど、そんな単純な捉え方では済まされないアーティストであった事を今回知れて良かった。
 空間、床、オブジェ、日用品にまで、映像を組み込んでいて、それらはぼんやり部屋で過ごしているときに照明器具やバッグなどの日用品を眺めながら何か昔の事を思い出したりしている時の事を思わせるような作品。映像が、何層にも下げられた薄い生地に投影され立体的に見えて、映像の光に包まれちゃうような作品。 
 などなど様々な方法で、映像が展示空間内にちりばめられていて、それらを見ていると私の個人的な記憶、自分自身の肉体、自己の存在(私)を確認させられるような感覚に陥り、作品と対峙して私がいるみたいなマジカルがあった。


HAYWARD GALLERY EXHIBITIONS

Pipilotti Rist

Pipilotti Rist: Eyeball Massage

28 September 2011 – 8 January 2012

Swiss artist Pipilotti Rist is one of the world’s leading contemporary artists, acclaimed for her innovative video installations. This exhibition, her first survey show in the UK, presents single channel videos, sculptures, photographs, wallpapers and video installations spanning her career from the 1980s to today. Highly accomplished technically and employing dazzling colour, Rist’s practice fuses sensual images, music and text to create mesmerising installations. Rist creates a total sensory experience for her audience by showing her works within architectural installations conceived specially for particular spaces.

 

George Condo

George Condo: Mental States

18 October 2011 – 8 January 2012

This is the first major retrospective of the American artist George Condo. Since his emergence in New York’s East Village in the early 1980s, George Condo has developed a provocative body of work that, for all its outlandish humour and outrageousness, is deeply engaged with the memory of European and American traditions of painting. Focusing on his ‘imaginary portraits’, which conjure varied mental states with a mixture of comic absurdity and the heart-rending pathos, and incorporating sculpture as well painting, the exhibition offers a comprehensive survey of three decades of his art.



2012.01.05 Thursday

しばしソウルに

 おりました。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

私、年末年始少々ソウルに行っておりました。
日本まであとちょっとのところで、正月を過ごしたわけですが、
久しぶりのアジアの国。何を見ても「日本みたい!」と思ってしまって。
まるで、帰国したような気分になりました。
ただ言葉等は少々困難もありましたが、毎日お米を食べて過ごすなんて。
4ヶ月ぶり、4ヶ月なんてほんの一瞬ですが、すっかりヨーロッパかぶれの私は
日本っぽい物、久しぶり!と興奮してしまいました。
街並(建物の大きさや形、電信柱、セブンやファミマ、スタバ)も人も日本と似ていた。

でも、日本と違う所もいっぱいあった。
まるで愛想のない店員さんの接客とか、目的地にたどり着けないタクシードライバーとか
日本みたいなのに違う事があると逆に妙にびっくりしてしまって。

seoul1

そしてK-pop大ブームを現地の生の様子をしかと見て参りました。
まず、到着して空港でたまたま到着ゲートから何人かアイドルが出てきて(みんなサングラスをかけていたので目立っていてアイドルとわかりました)、女の子達が追いかけていて、中には日本人の女の子も。「握手しちゃった〜」と泣きそうに

私は特にK-popファンではないので、誰が誰だかよくわからないのですが
ともかくあちこちにアイドル、特に男性のアイドルのポスターがあり、店内飲食店も服屋もどこでもK-popが流れていて。
化粧品、薬局も女優さんではなくてグンちゃんことチャン・グンソク(この人はかろうじて知っておりました)だったり。不思議でした。

上の写真も空港にある原寸大?ポスター、多くの人がこの前で写真を撮っていました。

seoul2

そしてとにかく寒かった昼間でも氷点下。今年のロンドンは例年よりだいぶ暖かいらしく
ソウルの方がよっぽど寒かった。そして、室内はとっても暖かかった。ちょっと暑いぐらい。
インチョン空港までは市内から少し離れた島にあって上の写真はその途中の景色です。
海をわたる時、海と空の区別がつかないぐらい目の前が真っ白になって、真っ白な中に舩が浮かんでいてとても綺麗だったけど、写真が上手く取れなかった。
そしてこのあと、雪が降って出発まえまでにわずかに積もっていましたが、飛行機は無事に離陸。

残念ながら今回は連絡がつかず韓国人の友人に会う事は出来ませんでしたが、
食事もおいしく、似たような顔に人たちに囲まれ、心地よく過ごしました。
ホテルの人たちはだいたい日本語で大丈夫でしたが、こんなに近くの国の人とわざわざ英語でしゃべるのはシャクなので、韓国語が出来ればなあと感じました。

なんだか旅ブログの様相を呈し始めていますが、大丈夫。
新年初アート、近日お届けします。


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